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身近な発見を次世代に継承する「津久井の自然を守る会」

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津久井の自然のなかでのびのびと活動している「津久井の自然を守る会」。
先日開催された、『クリスマスリースと縄綯い(ない)』イベントを覗かせていただきました。

 

素材も自分たちで作ったクリスマスリース
「孫にプレゼントするの♪」。黄色がかわいい“カイガラ草(むぎわら菊)” をところどころにあしらいながら、笑顔で創作している会員の方。畑で自ら育てたお花を、この日のためにドライフラワーにしたそう。
楽しい雰囲気のなか、色とりどりの個性あふれるリースが出来上がっていく。身の回りの自然から素材を調達し、準備してつくるクリスマスリース。
そう、ここでつくるリースには地元津久井の自然がいっぱい詰まっています。

自分たちで集めたいろとりどりのリース素材

お孫さんよろこびますね!かわいいリースが完成しました

縄、なえますか? 次世代へ継承したいワザ
傍らでは、シートに座って縄を綯う(なう)人たち。
ワラ束が、熟練の技によってお飾り用のしめ縄に形を変えていく。こういうテクニック大好きです。
「昔は、綯ったワラをつなぎ合わせながら長い紐をつくった、米俵もつくった」。
なんでも機械化されていく昨今、こういう昔ながらの技術とか製法って大事。
受け継がれてくべきものだと思うし、できれば自分も習得して子どもらに伝えていきたい。
この縄綯いの先生は私の実父。「お前もやるか?」って言葉には同じような想いがあったのかな。
はい、ご教授お願いします。

島貫清吉さん、手際よく太く締まる縄
あれ、おかしいなぁ、細くてヨレヨレ、私の縄
違いは一目瞭然。左が先生作、右が私の作った縄(ワラ)

 

共感してくれることが会員資格
「津久井の自然を守る会」の発足のきっかけは、武山の不法投棄の撤去にある。
溜まっていたゴミの撤去と投棄防止の活動をしていくなか、近隣でのホタル生息の噂が仲間うちで話題となった。ホタル博士の大場信義先生の調査によって生息を確認したことが、里山保全活動を決意するきっかけとなった。

 

以来、投棄ゴミの撤去と水辺の環境保全活動を軸に、クリスマスリースつくり、縄綯い、たんぼでの稲作、玉ねぎや藍を使った草木染め、畑での農作業などなど、近隣自然の保全再生、また、地域のいいところを再発見する活動を継続している。(第4回 横須賀市ECO大賞・地域部門賞 受賞)

 

次世代に津久井の自然の豊かさを継承していく会。
会員みなさんの笑顔と、地にしっかりと足が着いている活動に、市民のエネルギーを感じました。

 

左:会員の伊藤良江さん  右:代表の三澤幸子さん

 

幅広い世代で、ともに楽しんで活動していきたい。身近な自然に目を向けて欲しい。そして関心をもって行動をして欲しい。それが、三澤さんの想い。
「共感してくれることがうちの会員資格。なんにでも首を突っ込む姿勢や気持ちが大事ね!やりすぎてこうなっちゃった」と、茶目っ気あふれる笑みがとてもすてきでした。

INFO

「津久井の自然を守る会」
代表 三澤幸子

http://yokosuka-supportcenter.jp/hp/support/db/f139.html