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「実証?うなぎ淵にうなぎはいるのか!?」~終止符編~ Capture then prove, weather the legend of Big-eel is there?

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One deep pool called "Eel pool" in Morito river, in Hayama. Local folklore says, "Long-long time ago, a huge eel, lives in that pool, put a curce on old lady ".

I wonder if eel is still there....?

あっという間に9ヶ月が経ってしまいました(汗)。さて、仕切りなおしのうなぎ淵へ。

(前回記事→) 仕掛け編 http://yokosukaorigin.org/archives/640

初夏のうなぎ淵。木漏れ日のなか清らかなたたずまい。さて大ウナギはいるか?

 

『うなぎ淵伝説』 
むかし、この淵に長さ5間(9m)、太さ1尺(30cm)位の大うなぎがいた。 長柄の人は大騒ぎをして捕まえたが、大きいのでいくつかに切って力持ちのおばあさんが背負いびくに入れて、何度にも分けて運んだ。しかし、疲れて頭だけが残りおき去りにしようとした。するとうなぎの頭が「まだひとっくるま残っているよ」と。その気味悪い声を聞くと、おばあさんはまがった腰を伸ばすようにして走り、村に戻って家で寝込み病気になったという。 
(出典:葉山山楽会「葉山の山歩きコース」)

 

 

山の入口で

平日でもたくさんのハイカーやバードウォッチャーさんら。あら、いきなりお知り合いのおじさんに遭遇。ちょっと立ち話し。

「ほぉー、ここにウナギいるん?」。

いや、まぁ、いないこともないかも知れないけど、いたというか、いて欲しいというか、伝説というか・・・ね(もごもご)。

「あ~!あの伝説な。奥に淵あるもんなぁ!!」と、うなぎ話に喰いついてきたお連れの方、「オレぁは70年前ここらへんでうなぎとったぜ~!ま、結局にゅるにゅる~っと逃げちゃったけどな!ガハハ。いまもまだいるかね~?」と。 おぉぉ・・・マジか。

ついに ”ここにいた”事実、本人情報ゲット。こんなにウレシイことはない。俄然やる気になるね。

 

 

生きた情報ってのはやっぱ現場にあるんだな。ありがとう!おじさんたち

 

これで捕れなきゃここには居ない

雨水パイプを使ったお手製の筌(うけ)。コレ、ウナギ捕った実績もある。

紐、ワイヤーやオモリなどのすべての使用パーツは、1週間前から庭の土に埋めて、金属臭・人工臭を消してきた(つもり)。これもすべてうなぎの警戒心を解くため(つもり)。ま、うなぎってそんなにナイーブじゃないんだけどね。

わかってくれるヒトいるでしょう?こういうこだわり。これで捕れなきゃここにうなぎはいないって思いたいしね。さ、仕掛けるぞ~。

 

 

ポイントはもう絞ってる。3本で勝負

 

淵にはたくさんのオイカワ、アブラバヤが元気に泳いでた。原人も泳いだ

 

帰りみち。鳥のさえずりやせせらぎの音色が響く初夏の木漏れ日のなか、ふと振り返ると、渓の水で跳ね返った陽光が葉をあざやかに染める新緑のトンネル。きれいだ・・・。

大自然の営みに抱かれて遊ばせてもらっている、そんな感覚が。

 

 

カワトンボ、カラスアゲハ、ハンミョウが躍る、初夏の森戸川源流部

 

結果はいかに・・・?

10年ほど前、葉山の某河川で地元の小学生が捕った大きなうなぎのことが新聞に載っていたな。ごく近所の川で仕留めたビッグサイズだった。めっちゃうれしかったろうなー。

その昔、昆虫でもなんでも大物を捕ったヤツはヒーローだった。うん、大うなぎを捕った彼、少年時代の大切な思い出になったろう。

 

 

 

残念ながら、今回 原人は伝説を証明するヒーローにはなれなかった。

筌の中には数匹の小魚とヌマエビ、あとヨシノボリ。大うなぎの姿はナシ。

 

期待に心躍る筌をつかむ瞬間。水面からあげた刹那、わかってしまう重さの無念さ。・・・すべてが楽しかった。

でも残念、残念だぁぁぁ。

万全を期した仕掛けで「これでとれなきゃここにはいない」なんて息巻いてたのに、もう「なんか足りなかったかな?ベストな方法だったか?」などと考えちゃう。

うぅ~捕れなかった。。。 そう、そして終止符を。 『うなぎ淵には大うなぎは(うなぎも)いなかった』

 

 

今回一番の大物、ヨシノボリくん

 

50-80年といわれてるうなぎの寿命。70年前にうなぎがいた事実。

海に還れず陸封されたむかしの生き残りが、この広い源流部のどこかでひっそり生きてたりしたら…、浪漫だよな~。あ、往生際わるいね(笑)。