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谷戸がおもしろくなってきた!~山の上ベーカリー開業準備編~Reactivating old-house in valleywise land

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Also Yokosuka has "Empty house Issue". One of the characteristic lay of the land of Yokosuka is valleywise residential sites where among the small stream from mountain in middle of this peninsula. There are a lot of houses that has no resident, there.
Nowadays, reusing and redevelopment action for Empty house is getting active.
"Yamanoue Bakery", who has stone-oven and is reusing a empty house nicely, will open soon.
With fun and exciting. Shop setting is ongoing now.

 

近年、各地で話題となっている空き家問題。横須賀市も例外ではなく、とくに狭い坂道や階段が入り組んだ谷戸地域では深刻な状況だとか。
そんな中、あえてこの不便な地で一風変わった事業を始める人たちがいます。

 

横須賀の山の上に石窯のあるカフェ「山の上ベーカリー」がもうすぐオープンします。
仕掛けるのは東京都港区にある大関商品研究所。所員さん自らが“研究”しながらデザイン、施工、運営までこなすユニークなリノベーション会社です。

 

すでに石窯パン工房は稼働しており、姉妹店のなんじゃもんじゃカフェにドッグパンなどを卸しています。5月に実施したプレオープンでは毎回あっという間に売り切れてしまったそう。

 

 

実は、5月最後のプレ販売には筆者も並んでいました。

 

工房のど真ん中にドドンと鎮座するこれが!うわさの!石窯!  

 

みるみる買われていくパンたち……あ~無くなっちゃう。

 

なんと幸運なことに最後のケーキひと切れを買うことができました。
あとに並んでいたお客さん、ごめんなさい!

 

グランドオープンは7月半ば予定。目下カフェ棟の施工を急いでいるところにお邪魔してきました。

 

石段を上ると、ちょうど所員さんが買い出しから戻ってきたところでした。下の道路からはトロッコで荷揚げします。まずこのトロッコが、レールを敷くところから社長が作ったものだとか!

 

重い荷物もラクラク。これが石窯のレンガ運びにも大活躍したそうですよ。

 

 

さかのぼること一年前、草木に覆われボロボロだった空き家2棟を飲食店にリノベーションする作業が開始されました。
同じ時期、同社が手掛ける都内のシェアハウスに入居していた所員の山本さんと、シェアメイトの野津さん。無類のパン好きである二人に白羽の矢が立ち、“石窯のあるカフェ”に方向が定まったということです。

 

2016年5月の現場の様子。始まりはこのおどろおどろしい空き家から…。
(写真提供:大関商品研究所)

 

山本さん(左)と野津さん(右)。
「自慢の石窯はアトラクション的に見てもらいたい。ほかでは真似できないカフェ空間を楽しんでほしいです。」

 

前述のとおりパン好きからパン職人に転身したお二人ですが、調理はもちろん大工仕事も華麗にこなします。パンを置く棚や窯にパンを出し入れする棒などの小道具も手作り。

 

 

 

試行錯誤で出たボツ作品はお店の看板にされていました。細かいところがいちいちかわいい。

 

突然始まったこのプロジェクト、なんせこの立地ですからご近所さんがいぶかるのも無理ないですよね。だからこそ地域の人が集まる場所に出向いたり、パンを試食してもらったり、地域との関係づくりをとても大切にしています。正装のターバンスタイルですぐに覚えてもらえたそう。

 

 

どこか神々しい熊とプレオープン時のメニュー。グランドオープンでは違うパンに会えるかも?

 

カフェの外壁の仕上げをしていた施工リーダーの榊原さん、大工の伊藤さんにもお話を聞きました。
パン工房とカフェの2棟は、全体の統一感を出すためストーリー立ててデザインしているそう。
パン工房の外観は藁を練り込んだ土壁風、内壁の腰板や窯の取っ手の馬蹄など“馬小屋“のイメージで仕上げました。
そうなると隣のカフェ棟は馬を飼う人間の住むところだろうと。
ここで唐突に「マタギってわかります?」と榊原さん。熊とか狩る北国の猟師ですね。テーマはマタギの家で、壁には狩りの道具を並べたいと思っているとか。そういえば工房にも熊の頭が……。
これは巷のおしゃれカフェとは一線を画す渋さになりそうです。

 

 

施工中のカフェ棟の前で風変わりな欄間とマタギについて語る施工リーダーの榊原さん。

 

特にほかにはないポイントだという欄間はタイルをあしらった変わった造りになっています。
「ヨーロッパの山小屋風にしようとしてちょっと間違っちゃった、マタギの家です。」
細かい設定がふえた(笑)! このストーリーにはまだまだ続きがありそうですね。

 

 

思い入れのある場所で、という筆者リクエストで一面タイルを貼った壁の前に立つ大工の伊藤さん。

 

奇想天外で楽しそうな現場ですが、飲食店として営業するには制約もあります。その中でギリギリの冒険をしながら、ワクワクする空間づくりが着々と進んでいました。

 

INFO

大関商品研究所 山の上ベーカリー(7月中旬OPEN予定)
住所 横須賀市田戸台60
メールアドレス yamanouebakery@gmail.com
営業時間 金~月 12:00~17:00 (予定)
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大関商品研究所は横須賀・三浦エリアでリノベーション事業を始めます。
お問い合わせ info@ozekilab.jp