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和田長浜海岸で砂鉄作り。昔の生活に思いを馳せるTo think of ancient life in Miura peninsula through the iron sand playing

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Wada-Nahama beach where there is plenty of creatures such as small fish and crabs in the tide pool. The sand of the beach here contains a lot of iron sand and it shines blackly. Today we tried to make iron here with primitive method.
今回かねよんが子どもたちとやってきたのは和田長浜海岸。
県営の無料駐車場の目前に海岸が広がっています。
海水浴も楽しいし、潮だまりには小さな魚やカニなどの生き物がたくさんいるので磯遊びも楽しいのですが、今回目指すは、ここの黒い砂浜。

 

以前から気になっていた黒々とした砂浜、ここは砂鉄を多く含んでいるのだとか。
今日はここで、中学生親子と砂鉄取り&鉄づくりに挑戦するのだ。

 

横須賀市立人文博物館で調べてみると、和田長浜海岸には「長浜横穴墓群」があり、須恵器・鉄製の馬具が出土していた。須恵器は7世紀ごろのものだというが、馬具についての詳細は不明。
むかし三浦に暮らしていた人々も、この砂鉄から鉄器をつくっていたのだろうか?そんな昔の三浦半島の暮らしに触れる気分な砂鉄取り&鉄づくり。

 

さて、鉄作り。まずは、強力マグネットで砂鉄を採取。すると一発でこんなに砂鉄をゲット!

 

子どもと学校の砂場で砂鉄取りしたことがあったけど、あの苦労はなんだったのか…
これだけ砂鉄があれば、鉄を簡単に作れそう?

 

まずはフライパンで「タララッタララタララ~」と砂鉄を炒ります。水分を飛ばす作業なのだ。

 

それから、取り出したのは昨夜飲み干したビールなどのアルミ缶。それを金やすりでゴリゴリゴリゴリ。
見つけた本に書いてあったのが、「砂鉄10グラムとアルミ粉を4グラム」と書いてあり。なんでアルミ?とここで思うのだが、鉄よりアルミの粉の方が燃焼しやすいそう。

 

我々素人はアルミ缶をゴリゴリし始めて、思う。「アルミ粉4グラム作るのってとっても大変!」真夏の日差しを避けて岩場の陰で必死にゴリゴリして、ようやく達成。

 

採取した砂鉄とアルミの粉を混ぜあわせ、コーヒーフィルターに入れ砂浜にうずめる。

 

炒った砂鉄とアルミの粉を混ぜてコーヒーフィルターへ。    

 

 

そこへ、花火登場!男子にとって最高に楽しい瞬間だ。花火は白いものがいいらしい。たぶん火薬の余分な成分が混じらないようにではないか?1本では心もとないので5~6本連続投入。もはや白の花火の成分がどうだの言っていられない。

 

 

花火を5~6本連続投入    

 

 

さて、投入後一同固唾をのんで砂浜をさぐる。鉄はできたのか?んんっこれは!小さな固まりが出てきた。磁石にもくっついた。できました、鉄が。

 

こ、ここに!鉄の塊らしきものが!

 

 

和田長浜海岸の崖をよじ登り、海を眺めると気分がいい。
昔のひとたちは、洞窟で火をおこし、漁具を砂鉄から作り魚をとって食べていたのか・・・
そんな古代人の暮らしを想像し、想いを馳せてみた。