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広がるメダカLOVEの輪 西逸見のメダカおじさん Expanding LOVE Medaka Network

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童謡「めだかのがっこう」の作詞者である茶木滋さんは横須賀汐入の出身。三笠公園には同歌の記念碑があります。そんな、少なからずメダカにゆかりのある横須賀で、艶やかで美しく、ときにユーモラスなメダカを育てている、メダカ愛好家 種市剛さんを訪ねました。
約20種類、おおよそ1,000匹のメダカを飼育する、通称「西逸見のメダカおじさん」。

 

メダカ愛がにじみ出る、笑顔の種市さん

 

長いヒレを優雅に振るいながら泳いでいるもの。清冽な青白さを放つ端正な身のこなしのもの、錦鯉を髣髴させるまだら紋様を有するもの、はたまた目の周りが隈取りされているお調子者のような顔つきのもの。
なんとキレイな水の中!その種類の多さと、個性の豊かさにただただ驚くばかり。

 

赤、白、青、透明。各色系統のメダカたちが踊る水の中。指を入れると近づいてくれるほど懐いている。

 

「こいつらの優雅に泳ぐ姿とか、ミジンコ(エサ用)の動きに時間を忘れるほど見とれてね、会社を遅刻しそうになることもしばしばだよ(笑)」。
多数の飼育ケースが並ぶ玄関先にメダカのための日除け屋根を建造。水の交換など週末毎のお世話。また、彼らを狙うアライグマやハクビシン対策も怠らない。
身丈180cm近い大きな身体から縦横無尽に発せられる、指先ほどの大きさの生き物への惜しみないLOVE♥。メダカたちの安息感はいかほどか。

 

手作りの日除け屋根の構造部材には、耐久性を考えて檜を使用。「ボーナス飛んだよ・・・」と(笑)

 

小さな頃は、家の近くの川やたんぼでカエルやタガメなどを捕まえては飼っていた。そして大人になってからも金魚やオオクワガタを飼育してきたという元来の生き物好き。メダカとの出会いは2010年頃。三浦市で京浜急行電鉄が実施した三浦メダカの保護活動だった。
小さな身体ながらに見せるその表情の豊かさや、愛くるしい泳ぐ姿に癒され、そして惚れた!(笑)という。
その後、知り合いでもある京急油壺マリンパークの方々に教えを請いながら、自らも交配の方法や理論を勉強し、徐々に飼育の幅を広げていった。

 

奥様もお世話を手伝っているメダカ飼育ケースの数々。仲のよい種市ご夫婦

 

「颯紫(そうし)」というニックネームのメダカは、幾度もの交配を経てたどり着いた、紫色を纏う珍しくも美しいメダカ。自分の子どもが生まれたような気持ちになったんだろう、ご子息の名前から1文字とって、「颯紫」と命名した。端正な体つきが落ち着いた雰囲気を醸しているカッチョいいメダカだ。

 

「颯紫」。横から見るのと、上から見るのでは、発色の仕方が違う。眺める角度を変えるのもメダカの楽しみ方のひとつ

 

メダカによって広がる輪がうれしいと、種市さんは目を細める。
いまや全国にメダカネットワークを持ち、情報交換をしながらそのつながりを深め、広げている。
「近くに来たら寄ってみてください、一緒にメダカを見ましょう♪」。そんなオープンな姿勢からか、ご近所でもメダカを飼う人が少しずつ増えてきているというのが面白い。「西逸見のメダカおじさん」の面目躍如ですね。

 

 

いまの夢は2つ
「颯紫」よりも鮮烈なムラサキを発するメダカと、赤・黒・白の紋様が鮮明な三色(さんしき)のメダカを生み出すこと。
「他の人が創れない、自分だけの美しいメダカを生み出したい」。
日々メダカを愛し育てているその目は、子どものような無邪気さで輝いていた。

 

錦鯉を彷彿させるその色とりどりの紋様。

 

(一部写真提供 種市 剛さん)

 

Having about 20 kinds, breeding Approx. 1,000 of rice-fish. So, Mr. Taneichi is
known as " Medaka Ojisan in Nishi-Hemi".

 

The rice-fish named "Soushi" is a rare and beautiful. It’s wearing a purple color that Mr. Taneichi finally has reached through repeated mating.
It seems he felt like his child was born, by taking one letter from the name of his son then named it "Soushi." That has a calm atmosphere with smart body.

 

The rice-fish network he has is getting deepening and expanding the connection with exchanging information.
It is interesting that people who keep rice-fish are increasing in the neighborhood, too.

INFO

メダカ愛好家 種市 剛(たねいち つよし)
コロボックルが住むといわれる 西逸見の奥