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葉山の森・川・海で育つ 「森のようちえん 葉山もりのわ」 “Morinowa”, outdoor nursing in nature at Hayama

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「自然のなかであそぶことは、まず、自然そのものに対し子どもたちが受け身であること、そして自然もまた、その懐の深さで子どもたちを受けとめてくれている。」と「森のようちえん 葉山もりのわ」代表の石井由樹子さん。

 

穏やかな雰囲気の石井由樹子さん

 

自然の持つ心地よい雰囲気が、子どもたちの関係性を和やかにしてくれる。そして、子ども同士の気持ちのやりとりは必然になり輪が生まれ、あそびの内容もおのずと自然に生まれてくる。大人があまり介入しないことがのぞましい。と語る。

 

田んぼの畦を、わら縄の電車で歩きだしました。

 

伺った日は森戸海岸での活動の日。
3月のそれは1年の締めくくりとして森戸海岸を横断しながらゴミ拾いをする。海岸で、森の木の実や人間の出す土に還らないゴミを見つけることで、山と海、そして人間とのつながりを感じたりします。

 

子どもは何も与えなくても、あそびを見つけられるね。

 

もりのわでは、森にちなみ「しずくぐみ・このはぐみ・つちぐみ」と、2~5歳児が年齢により分かれ、保育者といっしょにお散歩しながら晴れの日はもちろん少々の雨であれば野外であそぶというスタイル。
子どもたちは、自然のなかでたくさんの心を動かし、子ども同士の時間を過ごす。
「もりのわで一番大切にしたいことは、親だけでなく、まわりの大人や子ども、皆から大切にされ育っているという実感。」と石井さんは言います。

 

卒園式の様子。いつもあそんでいる川原で行います。

 

知的障がい者の施設で長く仕事をしてきたなかで、現代社会の在り方に様々な疑問を感じてきた。
子どもの頃の山歩きの経験からは、「大切なことはみんな山で教わったと感じました」という石井さん。
世界各国での旅や自然ガイドの経験からも、自然観を持って生きることの大切さを実感していた。
森・川・海がコンパクトに存在する葉山は、野外保育にぴったり。葉山の自然の中で、子どもたちのかけがえのない原体験の時間を大切にできる、そんな人の輪をつくりたい、と「もりのわ」をはじめた。

 

 

たなばたの会。式の行事も森の中で。

 

2012年にスタートした「もりのわ」。この5周年に野外保育団体「つくしんぼ(藤沢)」、「なかよし会(鎌倉)」、「もみの木園(横浜)」を招き、「野外保育シンポジウム」を葉山福祉文化会館で開催する。

 

 

テーマは『子どもと自然』。なぜ野外保育なのか、何を大切に子どもをみているのかなどを、今一度みなさんと一緒に考えられる機会にと、このテーマを選んだ。
ぶれずに長年にわたり野外保育活動を続けて来られた方々が今回のパネリスト。
「野外保育に興味のある方はもとより、まだご存じない方々にもぜひ聞いていただき、これからの育児につなげていってもらえたらうれしい。」、と石井さん。
幼少期に野外で過ごすことの大切さ。一緒に考えてみませんか?

 

From experiences of travel and nature guide in various countries around the world, Mrs. Ishii realized the importance of view of living with nature.
Hayama where has forests, rivers and oceans compactly is perfect for outdoor day nursing.
Then, she decided to organize the circle, ”Morinowa”,that can serve the irreplaceable time to children in nature.
A symposium will be held on March 30th. The theme is "Children and Nature".
To think about the reason why outdoor nursing and child care is taken care.

INFO

森のようちえん 葉山もりのわ
シンポジウムは、3月30日(金) 13:30から

於:葉山福祉文化会館
https://morinowa.exblog.jp/