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くらしを支える「しろいにじの家」The White Rainbow House where support a living

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静かな住宅街を歩いていると、くるくる回る白い小さな虹の看板と壁に描かれた大きな虹(と、なぜかワニとネコ)が不意に現れる。そこは、住民たちがみんな集まる家。この家がほかと違うのは、オーナーが医師であるということだ。

 

壁に描かれた明るいイラストが目印。

 

地域の人が集まる「くらしのリエゾンステーション」
しろいにじの家を運営しているのは、鶴が丘にある社会福祉法人心の会三輪医院。院長である千場純先生が中心となって、2015年に立ち上げた。リエゾンとは、「連携」を意味する言葉。その意味通り、暮らしの中で住民どうしや医療介護福祉関係者とのつながりをつくる場所となっている。

 

しろいにじの家を運営する三輪医院の院長千場先生と、看護師の佐藤さん。

 

しろいにじの家が持つ役割のひとつが、医療や介護に関する相談を受けること。看護師やケアマネジャーなどに、気軽に悩みを相談することができる。オープン以来、相談に訪れた人の数はおよそ400人。相談に訪れる人は、病気や障害を抱える本人や家族が多いが、知人や施設の職員が来ることもあるそうだ。

 

 

月ごとのイベントカレンダー。カフェのほか、ランチやイベントも楽しめる。

 

飲み物やお菓子が楽しめるカフェとしての機能もあり、地域に住む人たちが気軽に集うことができる。介護予防やヨガなどを学ぶ教室のほか、参加者の間で発足したさまざまなサークル活動も人気だ。

 

2階にある多目的スペース。虹色のライトが、千場先生のこだわりのひとつ。ここは教室やイベントなどの会場となっており、訪れた日はウクレレ教室が行われていた。

 

「開設してすぐは、なかなか来られる方が増えなくて」と話すのは、三輪医院の看護師である佐藤さん。しかし、徐々に住民の口コミでその存在が広まるようになり、訪れる人の数も増えてきた。現在は、月平均で80名ほど。小さな子どもから高齢の方まで、年齢層も幅広い人たちが訪れている。

 

イベントに訪れた子どもたちが描いたイラスト。2階に上がる階段の壁に飾られている。

 

生活の“ちょっと不便”を解決
しろいにじの家では、相談や教室、サークル活動以外に、商品の販売も行っている。ひとつは、障害者の作業所の作品の委託販売だ。いくつかの作業所から請け負って、菓子類や制作物を並べている。

 

作業所などの作品たち。気軽に購入できる。

 

そしてもうひとつは、生活に必要なものの販売。コンビニほどの品揃えとはならないが、パンや豆腐、仏花などを、近隣に住む方向けに販売している。

 

豆腐などを買うために訪れる人も多いんだとか。

 

「この辺は近くにお花屋さんもないので、気軽に買えるように」と話す。住民の生活が少しでも便利になるように、との配慮だ。

 

これからも存続していくために
千場先生、佐藤さんは共に、しろいにじの家をどうやって今後も継続していくかが課題だ、と話す。参加費などをあまりとっていないため、今のままでは運営は成り立たないのだ。収入がないと持続性のある運営はできないが、あまり利用者負担をあげてしまうと、来られる人が限られてしまう。その悩みを解決する方法を、模索しているところだが、近く会員制として、より住民参加型の運営を目指すプランが練られている。

 

 

多目的スペースにあるピアノ。置物は、患者さんのご遺族から寄増されたもの。

 

開設してまる3年が過ぎた、しろいにじの家。これからも長く愛される場所にするためにも、みんなで考えていきたいものだ。

 

It is Miwa clinic society of welfare corporation Tsurugaoka which manages the “White Rainbow House”.
Dr. Jun Chiba who is the director is the center and started up in 2015 as a place to make connections with residents and medical care welfare stakeholders in their lives.

 

Dr. Chiba is considering how to continue the future of the "White Rainbow House".
Management and sustainable operation is impossible without income, but if fee of the burden raise on the user, people who can come will be limited.

 

He is seeking the ways to solve that problem, but as a membership system, a plan aiming for more participation type management is planned.

 

INFO

しろいにじの家

住所 横須賀市鶴が丘2-3-9
営業時間 10:00-15:00(月~金)
電話  046-884-8844(くらしのリエゾンステーション)
    046-874-8118(しろいにじのカフェ)
ウェブサイト http://shiroinijinoie.web.fc2.com/