yokosuka_rogo

子どもの防災、考えたことありますか? Have you thought about disaster preparedness for children?

 | ,  | 

English to follow 

 

 平成30年6月に大阪北部地震、7月には西日本での記録的豪雨、9月に北海道東部地震と大きな災害が頻発しております。災害が起きた時、その状況下を想定してどのように対応すべきか、近年防災への意識は高まっています。特にお子さんを抱える親御さんたちは子どもへの防災の備え、どのようにされているでしょうか?日常では子どもは学校へ行っていることがほとんど、災害が起きる時も学校にいる可能性が高いのではないでしょうか?
 学校に滞在中に災害が起きた時、子どもたちの不安を少しでも取り除くことができないか、そんな思いからある取り組みが生まれました。

 

非常時に安心を与えられるもの
 「子どもが鷹取小学校時代に学校の先生から聞いた話がきっかけでした。」と話すのは、現在、横須賀市の田浦中PTA会計(前期:成人厚生委員長)村上加代美さん。

何事も楽しみながら取り組むことが大事と笑顔で語る村上さん

 大型台風が上陸し暴風警報が出て、学校で親の迎えを待つ子どもたち。しかし仕事をしている親は夕方を過ぎてもなかなか迎えに来ない。居残った子どもたちに徐々に不安が広がり、場を和ませようとテレビやDVDを見せたりしたが、子どもたちの不安そうな表情はかわらない。そこで、先生たちがスーパーへ出向き子ども達にお菓子を買いに行って、それを皆で食べたら、ようやく子どもたちに笑顔が戻った。
 「当時子どもが通っていた小学校でその話しを聞いて、だったら小学校にお菓子が常備してあったらいいのにと思い、小学校と話し合い、災害時のためお菓子を常備するようになったんです」と村上さんは話す。
 「不安な時に非常食を食べると余計に不安になると聞いたことがあったんです。いつも食べているお菓子なら笑顔になりますよね」

 

アレルギーがある子どもへも配慮
 子どもが中学にあがり、田浦中でPTA活動に取り組む中、小学校での経験を活かしお菓子の備蓄を田浦中でも定着させようと皆へ呼びかけた。
 「会計としてもすべての会員に役立ち有益な使途は何か考えた時に、子どもたちのために役立つお菓子の備蓄は最適でした」 
 お菓子の賞味期限は三年、中学校入学時に入学生分のお菓子を取り揃え、活用の場がなければ、卒業時にお菓子は卒業生に手渡す形をとっている。
 食品はアレルギーがある子も食べられるようにと、ビスコの他に27品目除去したアルファ化米も用意した。

 

アレルギーがある子どもも安心して食べられる備蓄お菓子等4品
ビスコ、水、ごはん、ライスクッキーで一人分600円

 

 問題となったのは保存場所。災害時、学校は生徒以外にも避難者が訪れる場所でもある。避難者のための備蓄庫もあるが、管理上の問題がある。

 

PTA会議室の限られたスペースに収められた備蓄お菓子

 

 学校と協議し、保管場所はPTAの会議室に、また大規模災害等の時は子どものためだけに限定しないことを約束し、田浦中学校でもお菓子の備蓄(※)を開始した。また、スペースにも限りがあるためお菓子は省スペースビスコ等にし、狭隘なスペースに見事収めた。

 

どんなことも楽しみながら    
 今まで取り組んでいなかったことを皆へ浸透させるのは大変ではと尋ねると村上さんは「夫に鍛えられたんです。炊飯器一つ買うにもプレゼンが必要で」と笑う。「そのおかげで何が大事なのか、どうしたら、皆が納得できるのか考える癖がつきました。そして、仲間たちと楽しみながら取り組むことが大事」と語る。「楽しみながらできないと大変じゃないですか」終始、和やかな笑顔で話される村上さん、人を惹きつける魅力が垣間見えた。

 

※田浦中学校PTAで購入した震災時の備蓄品に関しては、生徒不在時(土・日、祝日、夜間等)に震度5弱以上の地震発生時に田浦中学校が避難所になった際、横須賀市役所危機管理課及び地域安全課自主防災係とも情報共有しながら、備蓄品を避難所に提供できるようにしています。

 

Unfortunately, several disasters occurred in Japan this year, for example, typhoon, earthquake and so on. How should we respond this situation? How do you think about disaster preparedness for your children?

 

When disaster occurs, your children might be in School. Kayomi Murakami, who is a PTA board member of Taura junior high school in Yokosuka, thinks to make children stop worrying when disaster occurs. She heard an episode. One day, a major typhoon has come, children have gradually been worry. At that time, teachers took some snacks to the children, then they have gotten back smile. Therefore, she thought some snacks should be storage in a school. After discussion with PTA, it made true.

 

She has actually vitality and enjoys every activity. It is her great personal magnetism.

INFO

氏名: 村上 加代美(平成30年度 横須賀市立田浦中PTA会計)
住所: 横須賀市在住