火曜日は、障害児にプロの鋏(ハサミ)を ~美容室SARAH~ On Tuesday, a professional scissors for handicapped children

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「かわいく、かっこよくカットしてあげたい。お子さんはもちろん、お母さんにもよろこんでもらえたら」と話すのは、6月24日に久里浜商店街の中にオープンした、「HAIR SALON SARAH」の美容師 兼平恵さん。
ここSARAHは、毎週火曜日は障害児者受け入れの美容室となる。

 

兼平恵さん久里浜の美容室ナチュラルマリークでカットスタイリストとして18年の経験を持つ

 

いつもと違う空間、雰囲気に子どもたちはきっととまどい、緊張するから、ときにお母さんの協力も得ながら、興味を引き付けつつスピーディーに、しかしプロとしてしっかりときれいにカットをほどこしてあげたい。小さな美容室で予約制だから、その時間は貸し切り状態になり周りを気にする必要はない。
火曜日は、お母さんのカットも受け付け、その時間は2階にある「sukasuka-nursery(すかすかなーさりー)」で託児を利用できる仕組み。兼平さんは、お母さんも一緒にリフレッシュしてもらいたいと話す。


「美容室って、障害をもつ子どもとその親にはなかなか敷居の高い場所」と話すのは、自身も障害児を育てながら、障害児やその親をサポートする事業を経営している「一般社団法人sukasuka-ippo(すかすかいっぽ)」代表理事の五本木愛さん。
長い時間じっとしていられない、静かにしていられない子どもたちに、親は、周りの人たちへの迷惑を考えてしまう。なので美容室に行けず、おうちでお母さんが髪を切っているケースが大半なのが障害者理髪の実態。動いてしまっては危ないからと、我が子が眠っている間に髪の毛を切っているお母さんの話しもしばしば耳にするほど。でもやっぱり、ちゃんと美容室で切ってもらいたい、かわいく、かっこよくさせたいと思うのが親心なんです。
障害児向けの曜日を設けている美容室は、全国にもほとんどない。ここのサービスを、必要としているひとたちに届けて役にたてたらと、併設の新託児所を含めた開業準備やクラウドファンディングによる資金調達に精を出している。

五本木愛さん(右)は兼平さんの実姉。五本木さんの娘を幼少期からカットし続けている経験が頼もしい。

 

先日さっそく、兼平さんはうれしい予約の電話を受けた。
障害児の孫のカットを予約したいという、おばあちゃんからの電話の際に、「障害児のカットをしてくれるお店なんて初めて知った。ほんとうにありがとう、娘もきっとリラックスできて、そして孫ともども喜んでくれるだろう」という言葉をもらったそうだ。

身振り手振りでここでの仕事の意気込みと夢を語ってくれた兼平さん

火曜日以外は通常の予約制美容室としてOPENするSARAH。
独立するのも障害児のカットを事業としてやるのもはじめてなので手探りのところもあると緊張な面持ちになった兼平さんだが、「来たひとによろこんでもらいたい。このSARAHをスタート地点によりたくさんのひとたちを幸せにしていけたら」と夢を語ったときの笑顔は、はやくもみんな幸せを予感させる素敵なものでした。

 

Parents tend to think about the trouble for people around them with handicapped children who cannot stay still for a long time or cannot keep quiet.
Then, most of the cases, mother cuts her/his hair at home without going to beauty salon.
Sometime It could be dangerous if they move suddenly while mother is cutting, to move, and often hear the story that mother is cutting child’s hair while her child is asleep. But after all, they want to have hair cut at hairdresser properly, they want to make them cute and cool.

INFO

HAIR SALON SARAH 

横須賀市久里浜4-15-2
TEL 046-876-6861
OPEN 9:30-17:00(日曜定休)
●クラウドファンディングURL